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Arsenic in seaweed_Japan

ヒ素

(2013 年 1 月)

ヒ素は水、空気、食品及び土壌中などに天然に存在する物質として、または人間の活動からの汚染によって見出される化学物質である。

ヒ素には有機形態と無機形態がある。有機ヒ素の毒性は比較的低いが、無機ヒ素はより強い毒性を示す。両者とも土壌および地下水に自然に含まれるため、一部の食品や飲料に少量含まれることは避けられない。

ヒ素化合物は、過去には殺虫剤や獣医用医薬品などとして、より広く使用されていたが、オーストラリアおよびニュージーランドでは現在、食用作物や家畜生産のための使用は登録されていない。無機ヒ素は木材の防腐剤や木材のシロアリ駆除のための使用が登録されており、ヒ素誘導体は芝土や芝生、綿花のための除草剤として使用されている。

海草やその他の食品に含まれるヒ素

一部の魚介類および海草製品は、高水準の無機ヒ素を含有する場合がある。これらの製品にはヒジキが含まれる。茶色の海草で、加工されると黒くなり、通常は刻んだ状態で流通している。多くの場合は、米や汁物などその他の食品に加えられる。ヒジキは寿司や巻き寿司には使用されない。

食品管理基準 (Food Standards Code) では、一部の食品に無機ヒ素の基準値が設定されている。海草や軟体動物には 1mg/kg 、魚や甲殻類には 2mg/kg とされている。

また、食品管理基準では米などの穀物に含まれるヒ素の基準値も設定されている。

これらの基準値は、国民の健康と安全を保護するための合理的に達成可能な水準に設定され、ヒ素 暴露 の可能性が高い大半の食品を対象にしている。

リスク分類食品として分類されているため、輸入ヒジキはヒ素の含有量を試験される ( 農林水産省が実施 ) 。この分類に基づき、ヒジキの 貨物 すべてが無機ヒ素の含有量を検査・試験されている。食品管理基準に設定された基準値を超えるヒ素を含有するヒジキの輸入は認められない。

高水準のヒ素から国民を保護するための対策が講じられているが、ヒジキに加え、海草や米などヒ素を含む可能性のあるその他の食品を定期的に大量摂取する人は、そうでない人々よりも健康上のリスクが高い可能性がある。

ヒ素暴露に懸念がある場合には、医師などの医療専門家に相談すべきである。

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